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ワーク・ライフ・バランス[わーくらいふばらんす]

ワーク・ライフ・バランスとは,「仕事と,それ以外の生活を調和させることにより,年齢や性別を問わず,誰もが安心して働ける社会をつくる」という考え方のことをいいます。

仕事は,国民が社会的責任を果たしつつ,自身の生活を成り立たせるために必要といえます。また,家事や育児,ご近所付きあいといった日々の生活も,暮らしに欠かせないものとなっています。子育て期や中高年期等,人生の各段階に応じた充実した日々の生活と,仕事の状況とがうまく調和することは,生きがいや喜びを感じながら人生を実りあるものとするために非常に重要です。このように,ワーク・ライフ・バランスは一人ひとりの生き方にとって欠かせないものであり,メンタルヘルスの維持,向上も,これを実現するために重要な要素となっています。

現代社会においては,安定した職業に就けずに経済的困窮に陥る人や,仕事に追われるあまり心の健康を損なってしまう人,仕事と,子育てや老親の介護との両立ができない人など,「仕事と生活の不調和」に悩む人が多く存在します。この悩みが,将来への不安につながり,少子化や人口減少の要因になっているともいわれています。

将来への希望を取り戻し,活力のある社会を構築することを通じて一人ひとりの人生を潤すためにも,ワーク・ライフ・バランスの実現は非常に重要といえます。

割増賃金[わりましちんぎん]

割増賃金とは,時間外労働の対価として支払われる賃金のことをいいます。割増賃金は,労働の種類に応じた割増率を基に計算されます。

使用者は,労働者が行った時間外労働休日労働,深夜労働について,それぞれ時間外割増賃金,休日割増賃金,深夜割増賃金を支払わなければなりません。時間外かつ深夜の労働であった場合は,それぞれの割増率が合算され計算されます。

一般的な割増率は下記の通りです。ただし,月に60時間を超える時間外労働については,2010年の法改正によって割増率が50%に引き上げられています(※)。

種類 割増率
時間外労働 25%以上
休日労働 35%以上
深夜労働 25%以上
時間外・深夜労働 50%以上(25%+25%)
休日・深夜労働 60%以上(35%+25%)

現在,サービス残業などによる割増賃金の未払いが大きな問題となっています。割増賃金の支払いは,労働者が受けるべき正当な権利のひとつですので,未払いの割増賃金がある場合には,法律の専門家である弁護士に相談して,会社側に請求することが重要です。

なお,未払い分の割増賃金については原則として3年で時効が成立する点に注意してください。

  • ただし、中小企業では、2023年4月以降の時間外労働にのみ適用されます。
成功報酬制なので
初期費用もかかりません
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