労働問題に関するQ&A
審判から訴訟に移行した場合、その訴訟は審判の内容を引き継ぎます。これは、審判に異議が出された場合に、またゼロから手続をやり直すよりも、審判の結果を引き継がせたほうが効率的であるという配慮に基づくものです。
そして、審判から訴訟に移行した場合、一般的に、審判に費やした時間の分だけ解決までの時間が短縮されるという傾向にあるようです。もっとも、労働審判において調停が成立せず、審判についても異議が申し立てられたわけですから、訴訟において和解が成立する可能性は、ほかの訴訟と比べると低いとも考えられます。和解で終わらないとなると、判決まで裁判手続を行うことになりますから、それだけ時間もかかるといえるでしょう。場合によっては、1年以上かかることもあるようです。
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