労働問題に関するQ&A

昨年まで支給されていた退職金が、今年から突然支給されないことになりました。就業規則に退職金の規程はないのですが、退職金を貰うことはできないのでしょうか?

退職金は、会社側の任意で定められている制度です。退職金制度を設けることに法律上の義務はなく、退職金について、就業規則(退職金規程)に記載されてはじめて会社の義務となります。支給の要件や計算方法等も就業規則で定められます。そのため、就業規則に規程がない場合は、会社に対して退職金を請求していくことは原則としてできません。

ただし、退職金が長期間にわたって繰り返し支払われており、労使双方にそれが当然だという認識がある場合等、退職金を支払うことが実質的に労働契約の内容になっていると認められるような場合には、退職金の請求が認められます。

ですので、今回のケースのように、就業規則(退職金規程)に退職金に関する定めがない場合でも、「昨年まで退職金が支払われていた」というような場合には、これまで通り退職金を支払うよう会社側に請求できる可能性があります。

なお、退職金を請求できるか否かについては、就業規則や過去の実績等を総合的に判断する必要があるため、請求を行う場合はまず弁護士に相談することをおすすめします。

  • 現在アディーレでは、残業代請求を含む労働トラブルと、退職代行のみご相談・ご依頼をお引き受けしております。 残業代請求と退職代行に関するご相談は何度でも無料ですので、お気軽にお問合せください。

関連Q&A 
未払い給与や退職金について

未払い給与や退職金について
一覧はこちら
成功報酬制なので
初期費用もかかりません
お早めに一度ご相談ください!

残業代請求には時効があります!まずはご相談を!

free call
0120-610ロウドウ-241ツヨイ 9:00~22:00 土日祝日も受付中!
FREE
電話で無料相談する 9:00~22:00 土日祝日も受付中!
free call
0120-610ロウドウ-241 ツヨイ 9:00~22:00 土日祝日も受付中!
24時間Webから相談を申し込む

\電話受付:朝9時~夜10時・土日祝もOK/