ケース146 タクシー会社の反論を弁護士が事前に想定。請求金額の満額となる残業代70万円を獲得!
- Aさんの解決事例(男性・60歳代)
- ご依頼内容 残業代の請求
- 雇用形態 正社員
相談までのできごと
Aさんは,タクシー会社でドライバーとして働いています。残業手当は,毎月の給与のなかで支払われていました。しかし,Aさんは,自分の労働時間に比べて,残業手当が少なすぎるのではないかと考え,当事務所へ相談されました。
相談時,弁護士から
Aさんの話を聞いた弁護士は,未払い残業代を請求できる可能性が高いことや,タクシー会社が反論してくる内容はある程度想定できるため,迅速な交渉が可能だと伝えました。弁護士の説明を受けたAさんからは,正式にご依頼いただきました。
依頼後,弁護士の対応
弁護士はまず会社に対して,Aさんの労働時間が分かる出勤簿などの提出を求めました。会社は,請求した期間全ての出勤簿や規定類を開示しました。弁護士がそれら資料を元にAさんの未払い残業代を計算したところ,約70万円あることが判明しました。弁護士は計算結果と共に,タクシー会社から反論される内容を想定し,それらを考慮に入れた内容の書面を作成して,会社に支払いを求めました。会社は,支払いの意思はあるものの,経営難であることを理由に減額を求めてきましたが,弁護士は強気に交渉を続け,会社が請求金額の満額を支払うことで和解に至りました。
残業代を請求すると,会社は支払いを避けるために,さまざまな主張や反論をします。弁護士なら,それらを事前に想定し,先回りして対応することが可能です。先回りが,早期解決へとつながります。残業代請求をお考えの方は,ぜひ当事務所までご相談ください。