弁護士・司法書士紹介
弁護士
植田 浩行
うえだ ひろゆき
> 池袋本店以前、私は専門学校で講師をしていました。生徒の方からのさまざまな質問に答えるなかで、「この方が言いたいことの核心は何か」という点を洞察する力が培われました。もちろん、外れてしまうことも多々ありましたが、この洞察力を磨く機会が持てたことは大きかったです。なぜなら、相手が言いたいことの核心を適切に読み取れるかどうかで、質問への答え方や解決の方向性は異なったものになるからです。弁護士となった今でも、これは大変重要なことだと考えています。今後もご相談をいただく際には、「お客さまが主張したいことの核心」を汲み取れるよう、日々努力を積み重ねてまいります。
叔父から教わった、人としての在り方です。尊大な人間になるのを戒めようとして、私に残してくれた言葉だったろうと思います。「恩着せがましくふるまう人間になってはいけない」、「人に対して謙虚になりなさい」という叔父の思いがひしひしと感じられる、すごい言葉だと思いました。特に、人にしてあげたことを忘れる難しさについては、思わず唸った記憶があります。そんな人間になりたいと思いつつ、数十年が過ぎました。まだまだ叔父からほめてもらえる人間にはなれていません。でも、その言葉だけは忘れてはいけないと思う自分がいます。
「シルクロード」。こんなに旅心をくすぐる言葉を、私はほかに知りません。いつかは行ってみたいと思っていたのですが、4年前に西安、3年前に新疆ウイグル自治区のウルムチとトルファンへ行くことができ、その夢を実現させることができました。
ところで、私がここで言いたいのは、旅は仲間と行くことで“三つの美味しさ”があるということです。一つ目は旅に行く前。「ここに行きたい!」、「いや、あそこがいい!」、などと酒を酌み交わしながら話すことで、旅への気分が盛り上がりますし、日々の疲れも吹き飛びます。二つ目は、旅先でいろんな景色を見たり、美味しい料理に舌鼓を打ったり、現地の人たちと交流したり、そういった体験を共有できること。これは非常に大きな宝物になります。そして最後に旅から帰ってきたあと。撮った写真をお互いに交換し合いながら、旅の思い出を語り合う。そういった時間を堪能できるのも、仲間と一緒に行くからこそだと思います。
今、喜多郎の曲を聴きながらこの文章を書いていますが、まだシルクロードを楽しんでいる自分がいます。
私の趣味は、経済小説を読むことです。最初は、経済について理解を深めるために読み始め、「経済の現場に法律がどのように運用されているのか」といった小難しいことばかりを考えていました。しかし読み進めていくうちに、経済小説の醍醐味がほかにあることに気づいたのです。それは、小説を通して自分の至らなさを知り、人生の指針を再確認する機会を得られることです。特にサラリーマンをモデルにした小説を読むと、登場人物たちに自分を重ね合わせ、「不利な局面に陥ったとき、人はどう行動するべきなのか」をよく考えさせられています。
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