ケース 98 理不尽な理由で突然の解雇。弁護士が不当解雇を主張して解決金240万円以上を獲得!
- Nさんの解決事例(男性・30歳代)
- ご依頼内容 不当解雇・退職
- 雇用形態 正社員
Nさんは,集配業者でドライバーとして勤務していましたが,担当地域は配送件数が多く,負担を感じていました。上司にノルマの軽減を申し出ても,応じてもらえず,そのまま仕事をこなしていましたが,上司から「クレームがあった」と指摘され,配置転換されました。5~6万円の減給になっていまい,「配送件数を調整してほしい」と申し出ましたが,この意見も聞き入れてもらえませんでした。そしてある日,Nさんは,「顧客に不快な思いをさせた」,「上司の命令に従わなかった」という理由で,突然,解雇されてしまいました。Nさんは理不尽な解雇に納得できず,労働トラブルに詳しい弁護士に話を聞きたいと当事務所にご相談くださいました。
詳しくお話を伺うと,解雇理由の「顧客からのクレーム」は一度きりで,「上司の命令に従わなかった」というのも,会社の配置転換に抗議しただけとのことでした。弁護士は,これらの解雇理由は有効とされる根拠は見当たらず,不当解雇である可能性が高いことをご説明しました。Nさんは,会社に相応の責任を取ってもらいたいと思い,ご依頼いただくことになりました。
ご依頼後,弁護士はさっそく会社との交渉を開始しました。弁護士は,Nさんのお話をもとに書面を作成し,解雇理由は合理的ではないため,不当解雇であると主張したところ,会社は応じる姿勢を見せました。弁護士は,Nさんに有利な条件で解決できるように,優位に交渉を進めた結果,解決金として240万円以上が支払われることで合意に至りました。ご依頼から約2ヵ月で,240万円以上も獲得しての解決となり,Nさんにご満足いただけることができました。