ケース 92 20年以上勤めた会社を突然解雇に。依頼から約1ヵ月半で解決金400万円を獲得!
- Dさんの解決事例(男性・40歳代)
- ご依頼内容 不当解雇・退職
- 雇用形態 正社員
Dさんは,小売店に20年以上勤めており,営業担当として,車で顧客先を回っていました。しかし,ある日,Dさんは体調を崩して病気を患ってしまい,医師の診断結果を上司に報告しました。すると,報告を受けた上司は「今の健康状態では会社で営業として働き続けていくことは不可能だから退職するように」と退職勧奨をしてきたのです。そして,Dさんが雇用の継続を求めると,1ヵ月後に解雇をされてしまいました。突然のことで頭が真っ白になり,話をまったく聞き入れてもらえず,納得できなかったDさんは,会社に相応の責任をとってもらうため,労働トラブルに詳しい弁護士に話を聞きたいと,当事務所にご相談くださいました。
弁護士がDさんからお話を詳しくお伺いすると,会社は解雇回避の努力をまったく行っておらず,重大な解雇理由もないことから,到底,正当化できるものではないと判断できるものでした。そこで,「不当解雇を主張して会社に金銭を請求できます」とDさんにお伝えしたところ,正式にご依頼いただくことになりました。
ご依頼を受け弁護士は,すぐに会社との交渉をスタートさせました。20年以上に渡って勤続し続けてきたDさんを,解雇回避の努力を行わずに解雇することは,権利の濫用だと鋭く指摘し,不当な解雇を主張していきました。その結果,会社は当事務所の主張を認めて解決金の支払に応じ,解決金400万円が支払われることで合意に至りました。ご依頼から合意までわずか約1ヵ月半で,Dさんの給与の9ヵ月分に相当する解決金を獲得することができ,Dさんにもご満足いただくことができました。