ケース 85 一度,厳しい指導をしただけで解雇。弁護士が不当解雇だと主張し,解決金70万円を獲得!
- Jさんの解決事例(女性・40歳代)
- ご依頼内容 不当解雇・退職
- 雇用形態 契約社員
Jさんは,配送会社の事務員として採用され,契約社員として2年近く勤務していました。その後,Jさんが後輩の指導を担当することになりましたが,ある日,後輩がミスをして,Jさんの業務に支障をきたしてしまいました。Jさんは,厳しく注意したところ,上司から「威圧感があるから辞めてほしい」と,口頭で解雇を告げられました。Jさんは,「自分は間違ったことをしたのか」と会社の対応に疑問を感じ,労働トラブルに詳しい弁護士に相談しようと当事務所にご相談くださいました。
弁護士は,Jさんから詳しくお話を伺い,一度,後輩に厳しい指導をしただけで,改善の機会もなく解雇されることは認められるものではなく,また,解雇日から有期雇用契約の終了日までの賃金は支払われる可能性があることをお伝えしました。弁護士の話を聞いたJさんは,正式に当事務所にご依頼いただくことになりました。
ご依頼後,弁護士は,さっそく会社との交渉を開始し,Jさんの解雇は無効であると記載した書面を作成し,強く主張していきました。書面に対し,会社は,不当解雇を認め,金銭による解決を申し出てきたため,弁護士は,Jさんが希望する金額を獲得できるように粘り強く交渉を行いました。その結果,解雇日から有期雇用契約の終了日までの賃金に相当する70万円が解決金として支払われることで合意に至り,Jさんにもご満足していただけました。