ケース 22 遅刻を理由に即解雇!弁護士が不当解雇を認めさせ,月給2ヵ月分の解決金の獲得に成功!
- Sさんの解決事例(男性・20歳代)
- ご依頼内容 不当解雇・退職
- 雇用形態 正社員
Sさんは,自動車の修理会社に勤め,毎日の仕事にやりがいを感じていました。ある日,電車が大幅に遅れ,始業時刻を過ぎて出勤したところ,社長から「明日からもう来なくていい」と言われてしまいました。遅延証明書を見せても社長の考えは変わらず,その場で解雇を言い渡されてしまいました。
突然のことでどうしてよいかわからなかったSさんは,労働トラブルに詳しい弁護士に話を聞いてみたいと思い,当事務所にご相談くださいました。
弁護士は,Sさんのお話を詳しく伺い,電車遅延によるたった1回の遅刻が解雇理由ならば不当であり,弁護士が会社側に解雇撤回を求め交渉を行えることをご説明しました。
ご依頼後,弁護士はすぐさま会社側に解雇理由証明書を出すように求めました。相手方から提出された解雇理由証明書を確認すると,遅刻以外にも能力不足という理由が記載されていました。そこで,根拠のない理由による解雇は無効であると会社に強く主張しました。
すると相手方は,Sさんの解雇を撤回し,1週間後から出勤してほしいという内容の書面を送ってきました。しかし,Sさんは,このことで会社に不信感を抱き,退職することを望んでいました。そこで,弁護士が相手方に一方的な解雇撤回に応じることは認められないと伝え,金銭での解決を求めました。その結果,相手方は非を認め,Sさんに月給2ヵ月分を支払うことで合意に至りました。また,ご依頼いただいてから約1ヵ月のスピード解決となりました。